交通事故事例集 3 
24.片側三車線で乗用車同士の事故
- A車は道路中央線側を走行
- B車は同方向の三車線の真ん中を走行
- A車は道路中央から出て来た猫を避けようとして車線変更(合図なし)
- B車は急に出て来たA車を避けきれず衝突
- 見通しのきく直線道路 6、双方とも速度違反なし
- 双方ともケガはなし
●A車側の主張
60(A車)対40(B車)
※とっさにハンドルを切った。
●B車側の主張
90(A車)対10(B車)
※いきなり合図なしで出て来た。
★示談の結果
A車85% B車15%
この事故の場合、判例の基本ではA車70%、B車30%であるが、A車は急な出来事とは言え合図なしと言うことで15%加算修正で双方が了承した。
25.直線道路で乗用車同士の事故
- A車は直線道路を右折して駐車場へ
- B車は直進(ゼブラゾーンを進行)
- B車は渋滞していたので早めにゼブラゾーンに入った
- 双方とも速度違反なし
- 幹線道路ではない
- 双方ケガはなし
●A車の主張
70(A車)対30(B車)
※徐行して進入した。
●B車の主張
90(A車)対10(B車)
※ゼブラゾーンに入ったがスピードは出していない。
★示談の結果
A車80% B車20%
この事故の場合、判例の基本ではA車90%、B車10%であるが、B車がゼブラゾーンに進入しており修正して双方が了承した。
26.直線道路で乗用車同士の事故
- 片側二車線の道路
- A車は中央線側を直進(初心者マーク)
- B車は同方向で歩道側から進路変更
- タイミングが合わず衝突
- 双方とも速度違反はなし
- 双方ともケガはなし
●A車の主張
20(A車)対80(B車)
※車が止まるとおもった
●B車の主張
40(A車)対60(B車)
※合図は出したが初心者マークは見えなかった。
★示談の結果
A車20% B車80%
この事故の場合、判例の基本ではA車30%、B車70%であるがA車側は初心者マークということで修正され双方が了承した。
27.信号機の無い交差点で乗用車同士の事故
- A車は右折(左方者)
- B車は直進(右方者)
- A車はイヤホーンで電話中
- B車は徐行
- A車は話に気をとられ早まわり右折
- 双方とも速度違反はなし
●A車の主張
60(A車)対40(B車)
※徐行して進入した。
●B車の主張
急に右折してきた。
★示談の結果
A車70% B車30%
この事故の場合、判例の基本ではA車60%、B車40%であるがA車の早まわりと言う事で10%修正して双方が了承した。
28.信号機の無い交差点で乗用車同士の事故
- A車は右折(左方車)
- B車も右折(右方車)
- 道路幅はどちらも同じ位
- 双方とも速度違反はなし
- 双方とも徐行した
- 双方ケガはなし
●A車の主張
30(A車)対70(B車)
※こちらの方が先に進入したと思う。
●B車の主張
50(A車)対50(B車)
※同じ右折同士で同じ過失と思う。
★示談の結果
A車40% B車60%
この事故の場合、判例の基本ではA車(左方車)40%、B車(右方車)60%であり基本通りにて双方が了承した。
29.信号機の無い交差点で乗用車同士の事故
- A車は直進(右方車)
- B車は右折(左方車)
- B車側は優先道路
- A車はB車側が優先道路と知らず
- 双方速度違反はなし
- 双方ケガはなし
●A車側の主張
60(A車)対40(B車)
※直進だし、行けると思った。
●B車側の主張
70(A車)対30(B車)
※こちらの道路の方が広いと思った。
★示談の結果
A車80% B車20%
この事故の場合、A車は直進だがB車側は優先道路と言う事で判例の基本通りとなり時間はかかったが双方が了承した。
30.信号機の無い交差点で乗用車同士の事故
- A車は直進
- B車もA車の前を直進(同方向)
- B車は中央線よりから左折(左折する道路が狭い為)
- A車はブレーキをかけたが間に合わず衝突
- 双方速度違反はなし
- B車側軽い打撲あり
●A車側の主張
30(A車)対70(B車)
※合図はあったが中央よりなので何と思った。
●B車側の主張
50(A車)対50(B車)
※左折する道路は狭いので中央よりから入った。
★示談の結果
A車40% B車60%
この事故の場合、B車は後方確認が大事であり判例の基本通りで双方が了承した。
31.信号機の無い交差点でトラックと乗用車の事故
- トラックは直進(左方車)
- 乗用車は右折(右方車)
- 道路幅は同じ位
- 双方とも速度違反はなし
- どちらも道路脇に茂っていた樹木で少し視界が悪かった
- 双方ともケガはなし
●トラックの主張
20(トラック)対80(乗用車)
※徐行して直進した。
●乗用車の主張
40(トラック)対60(乗用車)
※急に出てきて、スピードもあったと思う。
★示談の結果
トラック30% 乗用車70%
この事故の場合、判例の基本ではトラック30%乗用車70%であり乗用車側の言うスピードは多少あったとしても修正するほどではなく基本通りで示談が成立した。
32.信号機のある交差点でバイクと乗用車の事故
- 乗用車はバイクの前を同一方向に走行
- バイクは前方で別の乗用車が左折していたので中央側に出て直進
- 乗用車は直進して道路中央より左折し出した(合図あり)
- 双方ともブレーキをかけたが間に合わず衝突
- 双方とも速度違反はなし
- バイク側に軽いケガ
●乗用車の主張
60(乗用車)対40(バイク)
※バイクが中央側に出てくるとは思わなかった。
●バイクの主張
80(乗用車)対20(バイク)
※こちらは直進、前方に別の乗用車が左折していたので避ける為少し中央側に出た。
★示談の結果
この事故の場合、判例の基本では乗用車80%、バイク20%であるが乗用車の左寄り不十分と言うことで修正されて双方が了承した。
33.信号機の無いT字路交差点で乗用車同士の事故
- A車は直進(T字の左側から)
- B車は左折(T字の下側から)
- B車側に一時停止あり
- B車は徐行して左折した
- A車はB車が急に出て左折したのでブレーキをかけたが間に合わず衝突
- 双方とも速度違反はなし
●A車の主張
15(A車)対85(B車)
※こちらは直進で相手は一時停止をしていない。
●B車の主張
30(A車)対70(B車)
※徐行して間に合うと思い左折した。
★示談の結果
A車20% B車80%
この事故の場合、判例の基本が改訂されA車15%、B車85%だがA車からB車の左折が確認されたと思われ修正して双方が了承した。
34.信号機の無い交差点でバイクと乗用車の事故
- 乗用車は右折(右方車)
- バイクは直進(左方車)
- 乗用車は一時停止後右折して右折が完了に近い状態だった
- バイクは乗用車の後ろに衝突
- 道路幅は同じ位
- 双方とも速度違反はなし
●乗用車の主張
70(乗用車)対30(バイク)
※既に車は右折し終わっていた。
●バイクの主張
80(乗用車)対20(バイク)
※直進で行けると思った。
★示談の結果
乗用車70% バイク30%
この事故の場合、判例の基本では乗用車80%、バイク20%であるが乗用車は既に右折し終わっていたという主張を取り入れ双方が了承しt。
35.信号機の無い交差点で乗用車同士の事故
- A車は左折(左方者)
- B車は直進(右方者)
- 道路幅は同じ位
- 双方速度違反はなし
- 双方一時停止の規制はなし
- 双方徐行あり
●A車の主張
60(A車)対40(B車)
※
徐行して左折した。
●B車の主張
70(A車)対30(B車)
※相手が見えたのでスピードを落として直進した。
★示談の結果
A車50% B車50%
この事故の場合、判例の基本ではA車50%、B車50%である。直進が当然過失は少ないがこの場合左方優先があり時間はかかったが基本通りとなった。