交通事故相談 人身事故,物損事故 事故実例集

ヤクザ屋さんシリーズ

なんだ同窓生か

事故は契約者の方の息子さんが父親の車を借りてドライブ中に起こりました。息子さんは街で女の子をナンパして得意になって運転していたのは良かったのですが、熊本駅近くの交差点で車対車の事故を起こし、同乗していた女の子がケガをしてしまいました。

…とここまではよくある話ですが、ナンパした相手が悪かった!
なんと、女の子の父親はヤクザの組長と判り心臓が凍りついてしまいました。

後日事故は示談となり、組長宅で話し合いが行われることになりました。私は事故を起こした息子さんの相談者として一緒に足取り重く組長宅に向かいました。相手も上司が同行していました。話し合いは組長ペースで進み、破格の金額要求にもなりかねない状況でした。この状況の中で、加害者(息子さんと相手の車の運転者)は唇が震えていました。

ところが、話の中で組長と相手の車の運転手の上司が高校の同窓生であることが判明し、交渉が急速に進み当事者双方ともやっと笑顔が出て、ハッピーエンドを迎えました。ナンパするときは、相手を確認しましょう!

ヤクザ屋さんシリーズ2「組長の対交渉術教育現場体験」

大分市内での事故。お客様がUターンをしたところ止っていた相手車の右後ろドアに接触、一方的にこちらの過失でしかも相手が悪かった!!!○○組の車だった。
後日、相手から呼び出しがあり、加害者と代理店が行くことになっていたが心細いという事で、当時28歳の営業社員だった私も同行するはめになってしまいました。(怖いもの見たさに出発)

組事務所に着いたところ、門の所や玄関、応接間いたるところに監視カメラがあり、緊張して足が震えました。話し合いが始まり若い衆が出て来て話をしましたが進展せず相手の声がしだいに大きくなり荒げた言い方になってきました。
すると奥の部屋から組長らしき人物の声で若い衆が呼ばれ、わざとらしく「大きな声や汚い言葉はやめて話を進めろ」といっているのが聞こえてきました。

その後若い衆は戻ってきて声は低くなりましたが、目つきがさらに悪くなり、要求も厳しくなって来ました。奥の部屋からも殺気立った雰囲気が伝わって来て、やばくなって来たと思い「査定の権限者に明日連絡させますと」いう事で納得させ早々に引き揚げました。

ヤクザ屋さんの世界のほうが一般企業以上に、組長が熱血指導することをこの時初めて知りビックリしました。

ヤクザ屋さんシリーズ3「シンデレラもビックリ!」

今回は先輩の代理店から聞いた話。(福岡市内での接触事故、相手は熊本在住)お客さんが駐車場内で止まっている車の横をすり抜けようとして右フェンダーにぶつけた。
ケガがなかったので示談で済ますことにした。

示談交渉の中で相手から出された見積書を見てあまりの高さにビックリ。さらに話を進めるうちにヤクザ屋さんと判りまたビックリしたが、今さら警察にも言えないので腹をくくった。交渉は難航したが、親が入院して金がないことを理由に示談金を安くしてもらおうと必死に交渉した。
そのかいがあって妥当な金額で折り合いがついた。(このヤクザ屋さん意外に人情家だった)しかしそれには条件が…

「現金で今日の深夜0時までに必ず持ってこい!」と言われ慌てふためいた。何とかお金を集めて福岡から熊本まで深夜の高速を飛ばして着いたのが0時5分前。あと5分遅れていたらと思うとぞっとした出来事でした。(指が無くなっていたかも?)

あなたも事故を起こしたときには保険会社に任せっぱなしにせずに誠意を見せましょう。